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二つの規格 |
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次世代DVDとして次の2規格がデ・ファクトスタンダードを競っている。 |
| 規格名 |
HD DVD |
ブルーレイ・ディスク |
| 推進団体 |
DVDフォーラム |
ブルーレイディスクファウンダース |
記録容量(書き換え型)
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20G/40G |
23.3G/25G/27G/46G/50G |
| 再生専用 |
15G/30G |
策定中 |
| カートリッジ |
なし |
あり |
| 光透過保護層の厚さ |
0.6mm |
0.1mm |
| DVDとの互換性 |
高い |
低い |
| 代表推進企業 |
東芝、NEC |
ソニー、松下電器産業 |
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| 2 |
開発の経緯 |
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次世代DVDは「ブルーレイ」と「HD DVD」で物理的な基本構造が異なる。
ブルーレイ方式が記録容量の拡張性を重視して、ディスク表面から0.1mmに記録するのに対して、HD DVD方式は表面から0.6mmに記録する現行型DVD方式と同じ構造を採用した。既存の設備を活用して低コストでディスクを作るのが狙いである。
記録容量は単層の場合、ブルーレイが23〜27GBと、HD DVDの15〜20GBを上回る。両規格とも現行DVDの録画再生は可能。
この0.5mmの差が大きな障害だ。
実は04年秋には両陣営は水面下で規格統一の調整も進めた。
その課程では、約0.3mmの深さに記録層を設ける折衷案も浮上したが、現場から「これまでの研究開発が無駄になる」「商品化の次期が1年半から2年は遅れる。」などの声が出て成功しなかった。
現行DVDの規格を作る際には、東芝と松下電器産業などの陣営と、ソニーや蘭フィリップスなどの陣営が対立したが、双方の技術を取り込む形で製品発売までに統一を実現した。 (04-11-30日経新聞)
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今後の展開予想 |
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二つの規格に対して関連メーカー並びにアメリカ大手映画会社の動きが活発で、以下のような勢力構図になっている。 |
| 規格名 |
HD DVD |
ブルーレイ・ディスク |
電機業界 |
東芝、NEC、三洋電機など |
ソニー、松下電器産業、シャープ、LG電子、サムスン電子など |
IT |
マイクロソフト、IBM |
ヒューレットパッカード、デル |
光ディスク |
メモリーテック |
TDK |
製品の特徴 |
光ディスクの製造コストが安い。 |
光ディスクの記録容量が大きい。 |
アメリカ大手映画会社 |
ワーナーブラザーズ、ユニバーサル・ピクチャーズ、パラマウント・ピクチャーズ、ニューラインシネマ |
ソニー・ピクチャーズエンターテインメント、ブエナ・ビスタ(ディズニー)、20世紀フォックス、MGM |
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次世代のDVD規格争いの鍵を握ると言われている米ウォルトディズニーは12月8日、ソニーなどが開発中の「ブルーレイ・ディスク」規格に基づいた映画ソフトの販売を発表した。
これで日本の家電業界を二分した争いが決着したわけではない。ハリウッドのメジャー・スタジオ(映画会社)のしたたかな「両てんびん」戦略が浮かび上がってきたからだ。家電各社は新たな対応を迫られるが、肝心の普及への道筋は一段と不透明となった。
「ノン・エクスクルーシブ」。問い合わせに対しディズニーの広報担当者は何度も強調した。つまり「ブルーレイ規格のソフトは販売するが、HD DVD規格を販売しないと決めたわけではない」という意味だ。
ディズニーに限らず、どちらかの陣営への支持を表明した他のスタジオも実体は似たようなもの。
日本の家電各社の過熱気味の規格主導権争いをほとんどのスタジオは冷めた目で見ている。その最大の理由は、金額的なリスクの違いだ。
DVDソフトを大量生産するもとになるマスターDVDの生産コストは、「1タイトルあたり、せいぜい数万ドル(数百万円)」(米映画業界関係者)。とりあえず両方の規格でマスターDVDを作り、DVDプレーヤーの市場争いを眺めながら、徐々に量産を始めても遅くはない。
(04-12-10日経新聞) |
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